極小テレワークスペース快適化計画(その2):トラックボールのすすめ

テンキー、キーボード、マウス ワークスタイル

トラックボールは狭いスペースでの作業に最適

狭いスペースではどうしてもマウスを使えるスペースに限界があります。私のようにテレワークデスクが狭い(60㎝×30㎝)となおさらです。

マウスでは、どんなにカーソルの移動を早く設定したとしてもどうしても上下左右、それなりに動かす距離が必要になります。スペースが狭いと、何度も置きなおす必要が生じてしまい、手も疲れますし、音も気になったりしますね。

ノートパソコンであればタッチパッド(Thinkpadの赤いボタン=トラックポイントは秀逸ですが…)がありますが、モニターとキーボードをつないでデスクトップにしていると使えません。

そこで使ってみたいのがトラックボールです。

トラックボールであれば、それ自体を動かすことはありませんので、デスクトップでは最もスペースを使わないポインティングデバイスだと思います。

どの指を使うかでかなり使用感が異なる

初めてトラックボールを使ったのはもう10年近く前のことでした。当時エクセルをつかった仕事が多く、なんとかして仕事を効率化したいと思い、キーボードやマウスはこだわっていました。

そこで購入したのがケンジントン社製のトラックボール。当時はまだ有線のものだったと思いますが、色が白系のものがあって、そちらを使っていました。

こちらのトラックボールは、ボールの位置が中央にあるため、基本的に使用するときには人差し指、中指あたりを使います。ぐるぐる転がす感じです。

とても使い勝手がよくて、2年間くらい使いました。

ただ実は弱点があって少し大きかったのです。今回テレワークスペースでは横幅15㎝の余裕もない状況ですが、おそらくこのケンジントンのトラックボールは大きすぎます。

そこで検討し購入したのがLocicoolのトラックボール、ERGO M575です。

こちらの形状は右親指でボールを動かす形式になっています。

ケンジントンのトラックボールに慣れていたこともあって、当初は親指での操作になれなかったのですが、次第になじんできて快適です。

トラックボールの幅があればマウスでもそこそこ動ける…

トラックボール、狭いスペースでの使い心地は大変良いですし、LogicoolのERGO M575のオフホワイトは色合いや表面のマットな感じの仕上がり、貝のような美しい造形は好きなのですが、結局私はマウスとの併用です。

こちらのマウス、電池が長持ちするのと、重さ、サイズ感が私にとっては最適・快適でした。長時間使っているとややくたびれた印象になってしまいましたが、引き続き愛用しています。チャコールとブラックがあるようですが、ERGO M575のようなオフホワイトが欲しいところです。

私が使用しているディスプレイはDellの23.8インチワイドですが、感覚的には左右3センチほども動かせば、画面の半分程度は動きます。なので、ERGO M575を置いている幅で、マウスを動かすと、一回置き換えるだけで端から端まで動かすことができます。

となると別にトラックボールでなくてもよいのでは…となってしまいますが、マウスとトラックボールではそもそも使い心地が全く違うもの。用途や気分によって使い分けるとよいかもしれませんね。

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