結論
今年出来心でMacBookPro 13(M1)とDellのXPSデスクトップを購入しましたが、個人的には…
- 基本的には、仕事で使っているほうを優先するのがベター
- どうしても使いたいアプリがそれぞれにしかないケースがあればやむを得ない場合も
- Windowsベースの場合、iPhoneやiPadを使っていればMacとの連携は魅力的ではある
- 予算が十分あるかどうか…といっても、他のことにつかったほうがよいかも
といったところ。もちろんお財布事情はなかなか厳しいことになりますね…。
25年ぶりのMac Book
社会人になった1990年代半ばころ、会社ではMacintoshのデスクトップを二人1台でつかっていました。いまでは想像もつかないですが、会社でパソコンに向かっていない時間が多くあったということです。
もちろんiPhoneどころか携帯を持っている人も多くなかった時代。インターネットや回線も今とは全く違っていて、常時接続すらまだない時代でした。ネットに縛られていない、ある意味、いまの時代よりも健全だったかもしれませんね。
会社で使っていたのがMacだったこともあって、私が個人的に最初に購入したのはMacintosh LC630でした。モニターは確かNanaoのものだったと記憶しています。
数年のうちに会社は全社Windowsの一人1台ラップトップ体制(IBMのThinkPad)へと移行していきました。当時ThinkPadのスタイルに魅力を感じていたのでそれはそれでよかったのですが、今思い返せば、Windows使い始めたときはMacと違っていて戸惑ったように思います。
その後自宅でのパソコンは、Lavie, Dynabook, ThinkPad, Vaio, Surfaceといろいろ使い、直近では、5年ほど経過して古くなったSurface 3が動きが緩慢になって使いものにならなっていたところ、ちょうどM1 Macが発売されて話題になっていたこともあって、今年2021年、約25年ぶりにMac Book Proを購入しました。
一方、仕事で思いエクセルを動かしたりしているうちに、OfficeはやっぱりWindowsで使うほうがよいという感覚があり、今年半ばにDellのデスクトップを購入しました。(デスクトップにした理由は値段と性能のバランスとテレワーク環境が理由ですが、それはまた別の機会に…。)
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XPSは、白いモデルのデザインが気に入って選びました(Core i7, メモリ16GB)が、黒いモデルも魅力的です。
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異なるOS、使えば慣れる?
1年に2台もパソコンを購入してしまいましたが、残念ながら、いまだにMac OSに慣れることができていません。
「とまどい」は、かつてMacからWindowsに切り替えていった時とそうは変わらないように思います。でも決定的に違うのは、今回Macは自宅用であり、使う時間がかなり限定的であることです。
会社の仕事で使うOSがWindowsに切り替わった場合は、当初戸惑いはあっても毎日そのOSで仕事し、職場でも使い方をお互いにいろいろ教えあったりするので、早々に習熟していきました。でも自宅となると毎日ともいかず、OSの使い方を学ぶのも少々手間で(これは年齢のせいもあるとは思いますが)、なかなか慣れないのです。
どんなことでも、一つに集中するほうが効率的
かつて語学に関心があって、第2外国語を勉強したいと思っていたとき、お世話になっていた上司から「英語が十分でないのに、別の言語とか考えないように…。」と言われました。
今回のトピックとは全く関係ないですが、やはり限られた時間、一つのことに集中するほうが効率的。二つのOSをいずれもうまく使いこなすのは、私のような普通の中高年サラリーマンには難易度が高いと思います。
とはいえApple製品の魅力も
MacのOSにはいまだに慣れないですが、Apple製品にはApple製品としての魅力があることも実感しています。
私はスマホはiPhone、仕事ノートや電子書籍読書などのツールとしてはiPad、腕時計はApple Watchを使っていますが、ここにMac Book Proを加えたいま、その連携の良さは大変ありがたいところです。
特にMac購入で本当に楽になったのは、写真の注文でした。かつてはWindowsからiCouldにアクセスして、写真データをダウンロードしていたのですが、どうも使い勝手が悪い。その点Macを使っていると、写真アプリで自動的にデータが整備されていますし、Web上で写真プリントの注文を行う際にも、容易に注文できるようになりました。
もちろん写真だけの話ではありません。スケジュールや他のアプリ、iCloudなど、Apple製品にそろえておくメリットは大きいと思います。
これは1990年代ではなかったことで、とても便利で捨てがたい魅力ではありますね。
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結局は…
予算と時間が十分にあれば、2種類持っていてもかまわないけれど、基本的には仕事で使うOSを優先すべきだと思います。パソコンを効果的に使うことを考えると、2つのOS使うよりも、1つのOSに集中するほうが、やはり時間とコストをセーブできるし、生産性も高くなります。
もう一つ余談になりますが、欲張ってM1 MacBook Proを購入したのですが、普通にWeb閲覧などを中心に普段使いするだけなら、MacBook Airで十分ですね。さらにデスクトップでもよければ、Mac Miniもあり、かなりリーズナブルに二刀流できるとは思います。
持っていてうれしい気分になれるかどうか、ということも大事なポイントの一つですので、連携という実質的強みに加え、その点ではApple製品の良いところだとは思います。
私自身は勢いで始めた二刀流ですが、このまま「使いこなせていない=二流の二刀流」を続けることになりそうな気がしています。